すべり止めシートで地震対策!食器棚に設置するおすすめ防災グッズをレビュー

地震対策として家具を固定した後に欠かせないのは、家具の中の物も固定することです。

食器棚の食器や本棚の本、棚の中や上に置いてるものを落下から防ぐためには「すべり止めシート」欠かせません。

すべり止めシートは賃貸でも問題なく設置可能な、お手軽防災グッズです。

この記事では100均の滑り止めシートと新たに購入した東和産業ノンスリップ棚シートの2つのシートの使い分けや購入した理由を解説します。

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すべり止めシートの地震への効果は?

地震には垂直に揺れる「縦揺れ」と平面に揺れる「横揺れ」があります。

その中でも、すべり止めシートが効果を発揮するのは平面での「横揺れ」です。

すべり止めシートを敷いた上に食器などを置くことによって、横に揺れた際にモノが飛び出たり滑り落ちることを防ぐ効果があります。

しかしながら垂直に揺れる縦揺れには弱いので、できる限り食器を重ねないといった工夫も必要です。

えま

まずは、そもそも家具の揺れが小さくなるようにに固定をしっかり行うことが大切です。

賃貸でもできる家具の地震対策についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

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東和産業ノンスリップ棚シートを購入した理由

数多くある滑り止めシートの中で東和産業のノンスリップ棚シートを選んだ理由は3つあります。

棚色を生かすデザイン性の良さ

東和産業のノンスリップ棚シートは非常に上品なレースのようなデザインで、食器棚に設置しても違和感のない高級感のある見た目です。

透明色のため棚の色を活かせて、キッチンの雰囲気を損なわないという特徴もあります。

特に女性はキッチンのインテリアや見た目にはこだわりたい!という方も多いのではないでしょうか?

えま

他のすべり止めシートに比べてみても、いかにも「すべり止めシート」というような凹凸のあるデザインではないのが嬉しい!

 

横揺れ振動対策にと表記がある

普段、防災グッズを選ぶ際には「耐震試験」の実施の有無を大きなポイントとしているのですが、残念ながら耐震試験を実施済の滑り止めシートは見つかりませんでした。

そこで様々な商品を細かく比較していくと、ノンスリップ棚シートでは横揺れ振動による「食器のスベリ落ち防止」を謳っている数少ない商品でしたので防災目的の使用も問題ありません。

えま

また、ノンスリップ棚シートは東和産業が製造している日本製なので安心感もありますよ。

 

口コミの良さ

ノンスリップシートの購入にあたって、口コミを調べていると「本当に滑らないのを実感して買い足した」との声が多いのが印象的でした。

実際に被災された方から「震度6でも食器が滑らなかった」との口コミもあり、全体的に評価が高いのも納得です。

えま

私も実感しましたが商品名のノンスリップは嘘ではなかったです…!

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東和産業ノンスリップ棚シートの取り付け方をレビューで解説

 

えま

最近引っ越しをしたので、実際に食器棚に設置していきます。

①お皿などのキッチン用品を取り除いてきれいにする

ごみやほこりなどがついているとすべり止めシートがうまく機能しなくなる可能性もあるので、敷く前に予めきれいにしておきましょう。

 

②サイズを測ってハサミで切る

すべり止めシートはハサミで簡単にカットできるので、棚のサイズにあわせて調整してください。

③設置する

サイズぴったりにカットした滑り止めシートをそのまま敷くだけでも問題ありませんが、もしズレや巻グセが少し気になるようでしたら端を両面テープで固定すると思い通りの位置に設置ができますよ。

 

えま

食器棚のお皿の位置として、上段には子供のプラスチックのお皿といった軽い物、下段にはどんぶりといった重いものを置くように意識してみてください。

 

100均の滑り止めシートとの使い分け方法

わが家では100均の滑り止めシートも活躍しているのでどのような場所で使用しているかご紹介します。

使用している100均の滑り止めシートはダイソーで購入できる「ピタッと止まるすべり止めシート 厚手タイプ」です。

厚手ですべり止め効果も十分にあるのですが、いかにもすべり止めシートという見た目とカラーなので、わが家では主に戸棚の中に使用するケースの下や棚の上に置いている物の下に貼り付けています。

 

すべりどめシートをケースなどの下に貼るときには、手前を少し折りたたむようにしてから貼りつけるのがポイントです。

 

 

えま

折りたたむことによって、手前から奥に向かって傾斜ができます。傾斜によって地震で飛び出してくる力を抑えられるのでぜひ取り入れてみてください!

 

食器棚には必ずすべり止めシートを設置しよう

地震が起こると、間違いなく一番危険な部屋はキッチンです。

食器などの落下物で致命傷になる危険性があるだけでなく、その場にいなくても粉々になった食器などの後片付けで非常につらい思いをすることにも繋がります。

すべり止めシートの設置は切って敷くだけの「超簡単防災」です。

食器棚に限らず、本棚や収納ケースなどあらゆる場所でぜひ取り入れましょう。