防災グッズのいらないものリスト!寝袋やコンロ、ヘルメットは必要なのかを徹底解説

防災グッズの準備をしているとよくある悩みが、どれが本当に必要なのかわからないことです。

特に寝袋やテント、ヘルメットなどの大きいものは念の為と購入しても、置き場所に困ってしまいますよね。

防災グッズは無駄に購入せずに、効率よく必要なものだけを備えたいところです。

 

そこでこの記事では、必要と言われていながらも実はいらない(優先度が低い)防災グッズについて解説します。

 

・いらない防災グッズリスト
・実は必要な防災グッズリスト
・効率よく防災グッズを備える方法

 

いらないグッズもあることを理解して、防災セットをベースに自分の家庭に必要なグッズを上手に取り入れましょう。

関連記事(外部リンク)
防災グッズは優先順位が低いものは必要ありません。選び方を解説します

 

防災グッズを1つ1つ調べるのが手間だなぁと感じる方には、防災用品トップメーカーが開発した、無駄がなく安心できる防災セットを購入しましょう

 

 

\警察や大企業にも納品されている信頼されている防災セット/

 

防災グッズのいらない(優先度が低い)ものリスト

 

一般的に防災グッズとして必要と言われながらも、実は不要(優先度が低い)ものは以下の通りです。

 

えま
それぞれいらない理由を見ていきましょう

 

テント

テント

一般的に、避難所でプライバシーを守るのにテントが防災グッズで必要と言われています。

万が一、自宅が危険になって避難所で過ごすことになっても、残念ながら避難所によっては防災テント自体を持ち込むことが禁止されています。

となると避難所の外や安全な公園に設置すればとの考えになりますが、特に女性や子供は災害後の防犯面を考えると適切ではありません。

災害時には盗難や性被害などの二次災害が起こりうるからです。

 

避難所用に備えるならエアーマットが優先

避難所用に備えなくてはいけないのは、まずはエアーマットです。

残念ながら体育館や公民館などの避難所では冷たく、固い床で寝ることになります。

 

えま:困り顔えま

ただでさえ、避難所生活は心と体がとてもつらい状況です…

 

固い床で寝るということは体を痛めるだけでなく、冷たい床に体温を奪われて体調を崩す危険性が高まります。

 

そんな状況から体を守るために必須の防災グッズがエアーマットです。

 

エアーマット

 

MEMO

エアーマットとは空気を入れてふくらませる「エアーマットレス」のことです。

 

使う前は、持ち運び便利なコンパクトサイズのエアーマットですが、空気を入れるとしっかりふくらんで、固さや冷たさから体を守ってくれます。

体力のない女性(私)でも休みながら3分ほどでマットレスを膨らませられました!

安価でおすすめなのはこちら

created by Rinker
エコロヴィーバルーン(Ecolovy)

添い寝が可能な横幅広めサイズ

えま
また、女性は避難所で着替えをすることを考えて、テントの代わりに防災リュックにいれられる『目隠しポンチョ』を備えましょう

 

 

サンコー非常用簡易トイレ

 

 

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ティッシュペーパー

ティッシュペーパー

 

防災グッズとして欠かせないものと思われていますが、実はトイレットペーパーのほうが水に溶けることもあって使える範囲が広いです。

一見持ち運びがしにくいのですが、警視庁が実践しているように、芯を抜いてつぶせばかさばらずに運べるので便利ですよ。

 

 

えま
「防災ポーチ」でもティッシュよりもウェットティッシュの方が使えるので、基本的に防災グッズとしてティッシュは不要です。

 

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ろうそくやマッチ

停電した際の必須グッズだと考えている方が少なくないのですが、大きな地震が起こると1週間は余震に注意しなくてはいけません。

2016年の熊本地震では最大震度7の地震が立て続けに発生しました。

まだ余震があるかもしれない状況で、ろうそくやマッチを使用するのは火事の恐れがありとても危険です。

 

停電時の明かり対策には電池で使用できる『ランタン』を備えましょう。

 

えま

特に小さな子供がいる家庭ではろうそくの使用は避けてください。子供の光るおもちゃだって停電時には立派な明かりですよ。

 

毛布・ブランケット

毛布・ブランケット

 

災害時の防寒対策=毛布やブランケットを備えると考える人も多いのですが、なんといってもかさばるのが難点です。

また、頑張って避難所まで運んだとしても途中で雨で濡れてしまったら使えませんし、乾かすのにも一苦労ですよね。

自宅では使えますが避難所に持っていく防災グッズとしては不向きです。

 

防寒対策にはアルミシートが鉄板

防災グッズを備える基本として、防災リュックにいれられて持ち歩きやすい、薄くて軽いグッズであることが大前提です。

そこで防寒対策としては、薄くて軽いのに体を温めることができるアルミシートが一番です。

静音アルミシート

 

アルミシートも安価なものからしっかりとしたものまで多く販売されていますが、100均など安価なアルミシートはガサガサ音が非常に気になります。

避難所では誰しもがストレスを抱えているので、アルミシートの「音」がトラブルのもとになりかねません。

現在はガサガサ音がでないアルミシートが販売されているので、周りへの配慮のためにも静音タイプの購入をおすすめします。

 

静音 防災アルミシート

えま
音がでにくいのに安価な「エマージェンシーシート」はとても優秀です

 

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防災ずきん

防災頭巾

子供がいると、子供の頭を守るのは防災頭巾と考える人も多いのではないのでしょうか。

実は防災頭巾は、防炎性が乏しかったり、洗濯後に衝撃吸収力が下がる場合もあり、安全性が問題視されています

 

短時間で火の粉から守るのには有効かもしれませんが、地震に多い落下物の衝撃からは頭を守れません。

なのにも関わらず現在も、戦時中の名残りのまま使われているという印象です。

 

えま
学校で備えることになっていても、自宅で備える必要性はないと言えます

 

子供用のヘルメットで頭を守ろう

ヘルメットは不要との声が多く聞かれますが、当サイトでは避難時の子供のヘルメット着用をおすすめします。

というのも、避難時は落下物の危険性だけでなく、大人と違って子供は転びやすいのでガレキなどに頭をぶつけてしまうリスクが高いためです。

 

現在は、小さな子供でもかぶることができるヘルメットがあるので、まだ何も準備していないという方はぜひ防災頭巾ではなくヘルメットを選びましょう。

ヘルメットを選ぶ際にも注意が必要なので以下の基準を参考にしてください

 

・国家検定品であること
・最低限「飛来・落下物用」の規格を満たしていること
・あごひもでサイズ調整が可能なこと
・折りたたみで収納がしやすいこと(好みによる)

 

この基準をすべて満たすおすすめな防災用子供用ヘルメットが「タタメットズキン3」です。

 

 

えま

防災ずきんのいいところも兼ね備えたヘルメットです

 

大人用のヘルメットは必要?

子供は転んで頭を打つ危険性からヘルメットが必要であると考えます。

では、大人用はどうでしょか?

実は、防災グッズで備えるものとして鉄板なヘルメットですが、実際にヘルメットを使ったという被災者の声は多くないようです…

 

しかし、災害後、避難所へ行く場合を想定すると以下のような危険が潜んでいます。

 

・余震で建物の倒壊が起きたり、ものが落ちてくる
・ガラスや植木鉢といった危険物が強風で飛んでくる

 

ヘルメットを備えると、このような危険から頭を守ることができるので気持ちの余裕や安心に繋がります。

 

無理せずに安心を備えるのが防災です。

もし大人用ヘルメットの選び方で悩んでいる方には、「イザノメット」が上記の基準を満たす上に、コンパクトに収納ができるのでおすすめできるヘルメットの1つです。

折りたたみ式ヘルメット

 

 

えま
収納の問題がなければ、折りたたみではないヘルメットが比較的安価で購入できますよ

 

ヘルメットについてより詳しく

防災グッズにヘルメットは必要ない?

 

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小型発電機

小型発電機

 

停電対策としてもちろんあるにこしたことはない小型発電機ですが、価格が高く、置く場所にも困りがちです。

また、音がうるさくて近所迷惑になりかねないアイテムです。

実は電力は、他のライフラインと比べて復旧が早い傾向にあります。

 

例えば東日本大震災では、たった3日で80%程の地域で電力が復旧しました(参照:3月11日の地震により東北電力 で発生した広域停電の概要

また、8日で94%程の地域で復旧したので、長くても電力回復は基本1週間以下と考えることができます。

 

最低でもモバイルバッテリーとガスコンロが必須

ではその3〜8日間、電力無しでどう過ごせばよいのでしょうか?

最低でも、スマホの充電用のモバイルバッテリーと電気ポットや炊飯器などの調理器具の代わりにガスコンロを必ず備える必要があります。

 

 

 

スマホの充電器の「正しい選び方」についてこちらの記事で詳しく解説しています。

余裕があれば小型発電機ではなくポータブル電源を検討するべき

停電時にもスマホやパソコンが充電できたり、小型家電が使えるようにするためには発電機があるに越したことはありませんが、燃料としてガソリンが必要であったり、騒音問題もあります。

そのため、近年は軽量であり、静かで使いやすいポータブル電源は注目されています。

アウトドアやキャンプに使用される方も多いので、おしゃれなデザインな商品も増えてきているので身近なアイテムになりつつあるのではないでしょうか。

350wあたりの入門機なら3万円程から購入は可能なので、日常使いもできるポータブル電源の購入を視野に入れてみるのもおすすめです。

 

MEMO

今回、東日本大震災をベースに小型発電機はなくても乗り切れるとの考えを示しました。
しかし、記憶に新しい、台風15号による千葉県の大規模停電では1週間立っても約10万戸で停電が解消されませんでした。
どうなるのかわからないのが災害なので、余裕があればポータブル電源の購入の検討をおすすめします。

 

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防災セットの購入を検討しよう

SHELTERの中身

 

お悩み
防災グッズにいらないものがあるのはわかったけれど、何が必要で何がいらないのか調べるのが大変だなぁ
えま

そんな人が無駄なく防災グッズを備える方法は、防災士が監修しているプロが厳選した防災セットの購入が一番です

 

といっても防災セットにもたくさんの種類があって、困ってしまう人も多いかもしれません。

防災セットを選ぶ基準として以下が目安になります。

 

・リュックが防水で反射材付きか
→デザイン重視ではなく防災リュック本体にも目を配られている防災セットは安心できるものが多いです
・法人との取引実績が豊富にあるか
→企業にも認められている防災リュックは信頼度が高いです
・安価すぎないか
→5000円切っている防災セットなどを見かけますが、グッズの中身が多いだけで必要なものが入っていないことも…

 

このような目安を満たす、安心でコスパ抜群な防災セットが、防災メーカーが販売する「LA・PITA」の「SHELTER」です。

 

 

なんといっても防災セットとしては安価な部類なのに、必要な防災グッズがしっかりと網羅されています。

また、取引実績に大手企業だけではなく「大阪水上警察」が含まれていることに驚きです。

 

えま

警察に認められた防災セットってすごすぎです…!!

 

正直、10,000円前後の価格帯で「SHELTER」を超すコスパの高い防災セットは他に見当たりません。

防災安全協会にも認定を受けて、累計60,000個以上も販売されているので「SHELTER」は信頼されている防災セットといえます

 

SHELER公式サイトで会員登録後に購入
→その場で現金値引き+キャッシュレッシュ決済で5%の還元を受けることができて一番お得に購入ができます。

 

えま
キャッシュレス還元がいつ終わるのかわからないので今のうちの購入がベストです!

 

防災グッズは家庭の状況によって必要なものが違う

防災グッズには、一般的に必要と言われていて当たり前に購入しそうになるものでも、実はいらなかったというグッズも多く存在します。

また、家族構成や住む地域によっても何が必要なのか異なる部分もあります。

いらないグッズもあることを理解して、防災セットをベースに自分の家庭に必要なグッズを上手に取り入れましょう。

 

\警察や大企業にも納品されている安心な防災セット/